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この度、新たに《書と墨遊びスタジオ》をオープンしました!子どもの頃から書が自分の行くべき道と思い込み、50歳頃まで活動しましたが、その後陶芸の世界に足を踏み入れ、とりこになって20余年。その陶芸が造形の勉強になり、文字の形にとらわれない書のおもしろさを教えてくれました。上手い下手よりも、自由に文字を描く(書くではなく、あえて描く)楽しさを追求しようという姿勢に導いてくれたのです。
いわゆる書道教室と一般的にいう所では、筆文字を上手に書くことを目的としており、手本を見て習うというスタイルが普通です。しかし筆使いの基本が出来た後は、もっと不真面目に、大胆に、カラフルな色墨なども使って、紙と墨と筆文字の出会いを楽しみたい♪そして表装も出来る範囲で自分たちで手掛け、カジュアルなスタイルで仕上げてみたい♪と思っています。 そういう意味合いから《書と墨遊びスタジオ》と名付けてみました。墨は筆使いを変えることによって、雰囲気の違う文字を表現します。また、紙・墨・筆との出会い方によっても雰囲気を変えられます。仲間で手探りしながら、アイディアを出し合い、個々の作品作りに挑戦していく、そんな毛筆グループを目指しています。
もちろん、筆使いの基本はアドバイスしますし、正統な(?)書の勉強もしていただきますが、それが目的ではなく、あくまで毛筆を楽しむ手段としての勉強ととらえています。楽しいことは皆で分け合いたい♪幅を広げたい♪と思い、仲間を募ることにしました。どうぞ皆様、一緒に書の世界を楽しみましょう!
2019年4月吉日 高 光 子
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